★岡田正彦 / 『ほどほど養生訓―がん・脳卒中・心臓病・糖尿病は自分で防げる』
●脳の血管では他の部位と異なり、コレステロールがたまらない。
脳卒中を起こすきっかけとなるのは、「高い血圧」である。
●野菜と果物が、がんを予防する上で決定的に重要な働きをする。
その秘密は、野菜と果物にふくまれる「抗酸化物」にある。
ビタミンC、トコフェロール、カロテン、ポリフェノールなどのことで、
その名が示すとおり、体内で「過酸化」を抑えてくれる。
●メタボリックシンドローム
肥満、糖尿病、高脂血症、高血圧症 の四者が、連鎖反応のように生じてくる。
●簡単にできるセルフチェック
・BMI =体重 /(身長x身長)
・血圧 最高 130mmHg / 最低 85mmHg
・LDLコレステロール(高いほど異常) 140mg/dl
・HDLコレステロール(低いほど異常) 40mg/dl
・中性脂肪 150mg/dl
●糖尿病の指標
・空腹時血糖 110mg/dl
・HbAlc 5.%
●血管(頸動脈)のエコー検査
●脳のMRI
●危険因子6つ
(1)年齢
(2)LDL(悪玉)コレステロール
(3)最高血圧
(4)BMI
(5)HbAlc(糖尿病の検査)
(6)HDL(善玉)コレステロール
●<調査結果>BMI 24くらいで 死亡率(相対危険度)が低くなる(アメリカの疫学誌)
●<調査結果>両親のいずれかがタバコを吸っている家庭で25年間をすごした子供は、
肺がんになる確率が2倍になる。
●<調査結果>ワインを週1回飲んでいる人の死亡率が一番低くなっている。
●<調査結果>1日の睡眠時間7時間が死亡率(相対危険度)が最も低い。
●病気予防のための努力点
(1)毎日、30分ずつの運動を欠かさない。
(2)牛肉や豚肉の代わりに魚を食べ、
バターの代わりに植物油を使い、
穀物、野菜、果物を多く食べる。
大豆などの食物繊維も積極的に摂る。
(3)血糖値を急速に上げやすい食品を避ける。
(4)コレステロール、塩分の多い食品はできるだけ避ける。
(5)BMIを26以下に保つ。
(6)健康チェックで自分の体質を知る。
(7)何事も「ほどほど」にする。
●アメリカの専門家 サクセスフル・エイジング(上手に年を取る)ことについて
「上手に年を取るというのは、
いつまでも病気や障害に悩まされることなく、
高血圧症、喫煙、肥満などの危険因子をもたず、
精神的にも健全な状態で人生をエンジョイすることである」
□岡田正彦『ドック・検診でわかる病気わからない病気』
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