★鶴見隆史 / 『「酵素」の謎――なぜ病気を防ぎ、寿命を延ばすのか』
●酵素の働きは、大きく分けて2種類。
「消化酵素」、「代謝酵素」
●酵素が作られる時間帯は、睡眠中。
●エンザイム(酵素)とは、
ギリシャ語で「酵母のなかにあるもの」という意味で、
酵母とは、糖類を発酵させてアルコールを作る微生物のことです。
●お酒に弱い日本人でも、訓練しだいで強くなるといわれています。
これは、処理の第一段階で、ALDH(という酵素)のキャパシティを超えたアルコールが入ってくると、
シトクロムP450(CYP(しっぷ))という解毒専門の酵素群が働き、
アルコール分解を助けるからです。
飲む回数が頻繁になると、この酵素群が徐々に増えていくのです。
●健康になる食物の条件
・血液がサラサラと流れる、血流が良くなる食物
・腸内腐敗の少ない食物
・抗酸化力や抗炎症作用の強い食物も大事です。
活性酸素を除去。
こうした条件にぴったりなのが、
生野菜、果物、海藻、芋、豆、穀類、そして発酵食品です。
なかでも、発酵食品の黒酢と梅干しはおすすめです。
生の野菜と果物には、体を良くする栄養素が満載されています。
食物繊維も、ビタミンも、ミネラルも、ファイトケミカルも、酵素もあります。
●ファイトケミカルには、マイナスイオン(電子)が存在し、
活性酸素を水にしてくれます。
●ゲルソン療法
今でも世界各国で、食事療法によるがん治療のバイブルとして使われています。
●腸は、消化・吸収、そして免疫という人間の健康の最前線を担う臓器です。
脳や肝臓、腎臓、脾臓などの主要臓器も、
もともと腸から発達してできたものです。
●「腸は神経の網タイツを穿いている」と形容される。
●腸は、食物の通り道である口腔から食道、胃、小腸、大腸、肛門までは、
一本の長い管として、「内なる外」と呼ばれており、医学的には「外」とされています。
●「冷えは万病の元」
冷えると酵素の働きが鈍くなる。
人間の適正体温は36.5度です。
●免疫力は20歳がピークで、40歳になると約半分になるといわれています。
だからこそ、人体最大の免疫臓器である腸を健康に保つ努力が必要になります。
それには食物繊維と酵素がカギです。
善玉菌を増やし、腸内環境を整えるのです。
食物繊維を多く含む昆布などの海藻類、シイタケ、シメジ、キクラゲ、などのキノコ類、
梅干しや納豆などの発酵食品、
オリゴ糖を含むタマネギ、ニンニク、ゴボウ、キャベツなどの野菜類、
これらを豊富に摂ることを心がけましょう。
●人間を老化させる三つの説
・酸化ストレス説
・テロメア説
・老化遺伝子説
●ナチュラル・ハイジーン
自然の法則に基づいた生命科学の理論
1日24時間を大きく三つに分けた生理リズムが存在するとしています。
(1)午前4時から正午まで 「排泄」の時間
(2)正午から午後8時まで 「栄養補給と消化」の時間
(3)午後8時から午前4時まで 「吸収と代謝」の時間
●文豪 デュマ
「人は食べたもので生きているのではない。消化したもので生きているのだ」
栄養価の高い食物を摂るべきですが、
その食物から栄養を最大限に効率よく引き出さなければ
”宝の持ち腐れ”になってしまいます。
食物から栄養を効率よく引き出すには、「よく噛む」ことです。
よく噛むことで、食物を細かくします。
また、よく噛まない早食いは、
脳の視床下部にある満腹中枢を刺激しないため、
つい食べすぎてしまいます。
脳が充分に食べたと察知するまでには
20~30分が必要なのです。
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