★松永桂子 / 『ローカル志向の時代 働き方、産業、経済を考えるヒント』
※自分が期待していたよりも、若干マクロな視点だった。
●一般に社会学では、人の帰属は、
・目的志向型の組織「ゲゼルシャフト」 と
・地縁型組織の「ゲマインシャフト」に分けられます。
ゲゼルシャフトは会社や組合など、
共通の利益を持つ個人の結合によって成り立っている社会を指します。
一方、ゲマインシャフトは、
人びとが利害関係からではなく、
血縁や地縁によって自然に結びついている社会的集団のことを指します。
●上野千鶴子「ゴー・バック・トゥ・ザ・百姓ライフ」
百姓とは、歴史家の網野善彦氏によれば「百の姓(くさぐさのかばね)」で、
多様な職業の組み合わせを意味するとしています。
土地の気候風土に合わせて稲作、裏作、機織り、季節労働と
多様な活動を組み合わせて生計を立てるのが「百姓」です。
今後は環境変化に対応して生き抜くためにも、
専門家した仕事や領分ではない
柔軟な「百姓ライフ」=「ひとりダイバーシティ」が
強みになってくるのではないか。
この「ひとりダイバーシティ」は今後、
「新たな自営」のあり方や地域社会の関係性を考えるうえでも
つうじるところが大きいようです。
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