読書グラフィ 今日読んだ本
★山田真哉 / 『さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学』
※執筆時、Amazon 本 会計学 ベストセラー 1位 になってました。
□『世界一やさしい会計の本です』
●企業は継続することが大前提 →
会計用語では「ゴーイング・コンサーン」という。
●企業は「利益」を重視する。
・利益を増やすためには、ふた通りしかない
(1)売り上げっを増やす
(2)費用を減らす
・「売り上げを増やす」より「費用を減らす(節約する)」ほうが賢明。
●利益を出すための節約の仕方
・ケチは、「利益を出す」という会計目的にたいして、
もっとも合理的に行動している人間。
●節約は「パーセンテージ」ではなく「絶対額」で考える
(1)1000円のモノを500円で買う。
(2)101万円のモノを100万円で買う。
ふたつの例のうち、どちらが得をしているだろうか?
1000円のモノを500円で買う。
これは2倍得したような気分になる。
たしかに、割合にしたら50%引きだ。
それに対して、101万円のモノを100万円で買った場合、
値引きの割合はたったの1%弱で、たいして変わらないような気がする。
しかし、1万円も得をしているのだ!
この金額の前では、もはや500円の損得なんてどうでもいい。
このように、費用の削減はパーセンテージで考えるべきものではなく、
絶対額で考えるべきものなのだ。
●東京電力のホームページ
「食器洗い乾燥機を使うのと手洗いをするのとでは
トータルコストに差はない」と結論付けられていた。
●チリが積もっても山にならない
「普段はケチケチしてもいいけど、たまにパッとしたい」
という人もいるが、これはかなり危険な思想である。
毎日100円節約して、たまにパッと5万円を使った場合
100(円)x365(日)-5万(円)=△(マイナス)13,500円(!)
※これは、まさに自分の考え方というか、
やってきたことだったので、かなりドキッっとした。
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