★若新雄純 / 『創造的脱力 かたい社会に変化をつくる、ゆるいコミュニケーション論』
※白黒つけるのでもなく、グレーでもなく、
「グラデーション」という表現が良いと思った。
●ただ力を抜いてやわらかくしているだけでは、
「まとまり」ができずバラバラになってしまいます。
脱力しながらも、うまくまとめていくためには、
その場にいる一人ひとりの欲や好奇心、
その場から得られる体験や感動をみんなで共有し、
ときにはぶつかり合いながらもお互いを必要とするような、
人間性にみちあふれた「関わり合い」が必要です。
僕はこれを、「ゆるいコミュニケーション」と呼んでいます。
「ゆるい」というのは、「いい加減」だということではありません。
きっちりとは固定されていないのに、つながっている。
強制されているわけではないのに、参加している。
必要に迫られているわけではないのに、欲している。
細かいことは決まっていないのに、全体としては成り立っている。
一見もろそうに見えて、
実は「かたいつながり」以上の「ネバネバ感」があり、
「まとまり」があるのです。
さらに「ゆるい」だけあって、
平均からのズレや偏りを排除してしまわず、
むしろその差や違いを吸収できる余白や「ゆらぎ」をもっています。
つまり「ゆるいコミュニケーション」は、
一人ひとりの異なる価値観やスタイルをお互いに認め合い、
それぞれの個性的なパーソナリティを引きだし合うことができる
「成長の機会」なのです。
>>>楽天ブックスでチェック。(楽天市場・楽天ポイントシステム・送料無料)
>>>Yahooショッピングでチェック(Tポイントシステム)
0 件のコメント:
コメントを投稿