★アービンジャー インスティチュート (著)、金森重樹 (監修)、冨永星 (訳) / 『自分の小さな「箱」から脱出する方法』
※中だるみに感じた部分があり、途中で読むのを止めようかと思ったが、
最後まで読んで、頭の中が整理できたし、感動もしたしで、読んで良かった。
●「しない理由を」相手の欠点に結びつける。
例 相手が(現在の問題とは関係ない欠点を思い浮かべ)〇〇だから、□□しない。
●お互いに、実は相手にさせたくないと思っていることを、させようとする
例 相手の行動に文句を言う →相手は自分の言うことを聞こうと思わなくなる。
相手が自分の期待通りの行動をしても素直に褒められない。→悪循環
●自分が箱の中にいると、相手が問題を起こす必要が出てくる。
つまり、問題が必要になる。
例 相手の悪口を言うために、(わざわざ)欠点を探す。
(欠点を探してこないと、悪口を言う自分を正当化できない)
●自分への裏切り
(1)自分が他の人のためにすべきだと感じたことに背く行動を、
自分への裏切り と呼ぶ。
(2)いったん自分の感情に背くと、
周りの世界を、自分への裏切りを正当化する視点から見るようになる。
(3)周りの世界を自分を正当化する視点から見るようになると、
現実を見る目がゆがめられる。
(4)したがって、人は自分の感情に背いたときに、箱に入る。
(5)ときが経つにつれ、いくつかの箱を自分の性格と見なすようになり、
それを持ち歩くようになる。
(6)自分が箱の中にいることによって、他の人たちも箱の中に入れてしまう。
(7)箱の中にいると、互いに相手を手ひどく扱い、互いに自分を正当化する。
共謀して、互いに箱の中にいる口実を与え合う。
●箱の中にいると、自分に目を向けるだけで手一杯になってしまって、
結果に気持ちを集中させられなくなる。
●(感情の)問題は自分の感情に逆らった後で、はじめて起きた。←→
(感情の)問題さえ解決できれば、
人間関係のさまざまな問題は、すべて解決できるということだ。
●箱の中にいるときに、しても無駄なこと
(1)相手を変えようとすること。
(2)相手と全力で張り合うこと。
(3)その状況から離れること。
(4)コミュニケーションを取ろうとすること。
(5)新しいテクニックを使おうとすること。
(6)自分の行動を変えようとすること。
●箱は、わたしが他の人々にどのように抵抗しているかを、比喩的に表したもの。
(中略)
箱の中にいるわたしは、
人間である相手のために自分がなすべきだと感じたことに対し、積極的に歯向かい逆らっている。
●ひょっとしたら自分が間違っているのかもしれない と考えた。
→箱の外に出た。
>>>もったいない本舗 楽天市場店でチェック<中古>
>>>Yahooショッピングでチェック(Tポイントシステム)
0 件のコメント:
コメントを投稿