★野田光彦(編著) / 『コーヒーの医学』
※論文チックで読むのが大変なので、飛ばし読み。
▼コーヒーと諸疾患との関係(発刊当時)
●好ましい動きとの相関
肝障害、肝硬変、肝臓がん、糖尿病、低血糖予防、高尿酸血症
●データ不足、またはどちらともいえない
消化性潰瘍、胆石症、自殺、骨折、関節リウマチ
●好ましくない動きとの相関
・軽度: 高血圧、脂質異常症
・重度: 虚血性心疾患を有する人における心筋梗塞発症、
妊婦の摂取による流産・早産、
腎不全患者の高カリウム血症、膀胱がん
●「焙煎コーヒー豆」の主な薬理作用
・カフェイン
抗炎症作用(神経・肝・β細胞の保護)、
アデノシン受容体阻害、ホスホジエステラーゼ阻害、
カルシウム様作用、リアノジン受容体刺激、
抗ウイルス作用(機序不明)
・ショ糖
とくになし
・トリゴネリン
神経細胞増殖促進作用
・クロロゲン酸(CGA)
食後高血糖(グルコース吸収)抑制作用、
α-グルコシダーゼ阻害、グルコース-6-ホスファターゼ阻害、
インスリン分泌作用、GLP-I分泌亢進(こうしん)
・5-ヒドロキシメチルフルフラール(5-HMF)
抗血液凝固作用
・ニコチン酸
ビタミンB3作用(ペラグラ予防)、
脂質代謝改善作用、GPR109A刺激
・N-メチルピリジニウム蟻酸塩(NMPF)
抗ウイルス作用(機序不明)
・揮発性メイラード化合物(混合物)
脂質代謝改善作用、GPR109A刺激
・不揮発性メイラード化合物酢酸塩(混合物)
腸内菌叢(ちょうないきんそう)の改善作用
●カフェインのカルシウム様作用
コーヒーを飲むと、細胞外のカルシウムにかわって、
カフェインが備蓄カルシウムの放出をうながし、カルシウム様の作用が現われます。
コーヒーを飲むと気力がみなぎったり、運動能力が高まるのはそのためです。
カルシウム不足状態でコーヒーをたくさん飲むと、
備蓄カルシウムを浪費して、さらなるカルシウム不足につながるおそれがあります。
カルシウムが気になる人は、
意識してカルシウムを摂りながらコーヒーを飲むことが大切です。
フランス人が好む牛乳たっぷりのカフェオレが、
身体にやさしいコーヒーといえるでしょう。
デカフェ(カフェインを取り除く)タイプにするのも一案です。
![]() |

0 件のコメント:
コメントを投稿