2018/11/30

181130 平山賢一 / 『「増やすより減らさない」老後のつくり方』 読書グラフィ 今日読んだ本

読書グラフィ 今日読んだ本

★平山賢一 / 『「増やすより減らさない」老後のつくり方』


□チャールズ・エリス『敗者のゲーム』


●実質株価指数

=名目株価指数 / 消費者物価指数


●値上げすることのできる企業は、高インフレ期でも強い。



●インフレ率上昇期の資産配分のまとめ

(1)株価指数に連動する運用では、

  「買うチカラ」を減らす可能性があるため、

   組入比率を抑制し、

   エネルギーや資源株に投資するファンドや

   アクティブファンドなどを活用数r。


(2)債権投資は避けるべきだが、

   物価連動国債については、金融資産の中核として保有したい。

   定期預金をする場合は、

   定期の期間を短期にし、物価連動国債の比率を高めることが望ましい。


(3)買うチカラを拡大するために、

   コモディティ価格連動ETFを加えることも考えられるが、

   金融商品の特性を考えると、

   ポートフォリオ(投資対象の組み合わせ)の一部にとどめるべき。



●インフレ率の上昇期には物価連動性の高い株式、

 インフレ率 低下期には、景気連動性の高い株式を選択する。



●インフレ率低下期の資産配分

(1)株価指数が高くなり、高い収益率が期待できるため、

   株価指数に連動するパッシブ運用中心で、

  「買うチカラ」の漸増(ぜんぞう)を目指す。

   株式投資の魅力が最も高いのはこの時期なので、

   株式投資の上限比率を高めに設定する。


(2)株式投資比率上限を高めにするタイミングは、

   インフレ率がピークアウトするのを待ってから。


(3)金利低下が続くことが想定されるため、

   定期預金をする場合は、定期の期間を長期に。

   年金世代は物価連動国債の比率を抑えて、長期債への投資で、

  「買うチカラ」の漸増に努めたい。



●インフレ率安定期の資産配分

(1)株価大暴落の危険性が高い。

   株式のリターン(収益率)が二極化し、

   過度に売り込まれた割安な銘柄などに選別投資(バーゲンハント)する

   アクティブ運用が有効。


(2)しかし、次のインフレ率上昇期を見越して、

   積立投資の株式比率を減らすなどして、

  「買うチカラ」の減退に強い金融資産に移行する。

   バーゲンハントした株式も回復してくれば長居は無用。

   徐々に、物価連動国債への投資へと移行したい。


(3)利回りの高い債権と、利回りの低い債権の格差が拡大していれば、

   投資のチャンスだが、縮小してしまえば長居は無用。

   インフレ率安定期は割り切りが重要。



●ウォーレン・バフェット

「我々がすべきことは単純だ。

 他人が強欲なときに臆病になり、

 他人が臆病なときに強欲になりさえすればいい。」



□平山賢一『ハートで感じる長期投資の始め方』



※投資は自己責任で。









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