★岩瀬大輔 / 『がん保険のカラクリ』
※がん保険に加入することを考えていたので、とても良い勉強になった。
□黒田尚子『がんとお金の本-がんになった私が伝えたい58のアドバイス』
●差額ベッド代
「必ずしも必要ないにもかからわず、
患者側が支払っているケースは多々あるかと思われます。
よくあるケースとして、
・入院が必要と判断されながらも、個室しか空いていない場合。
・感染者で隔離が必要な場合。
・認知症等で他の患者さんの迷惑となってしまう場合。
これらの場合、原則払わなくてかまいませんが、
病院側の個室料負担のお願いに対して、
患者・家族が『仕方ない』という感じで応じているようです。
それ以前に、
患者や家族が支払う必要がないことを知らないといった背景があります。
(後略)」
●がん治療費.com(地域チーム医療推進協議会)
http://www.ganchiryohi.com/
※サイト名で検索すると、怪しいサイトに飛ばされることがあるので注意。
□後田享『がん保険を疑え!』
●いざというときの経済的な備えの手段としては、
まずは貯蓄を中核に考えるべきである。
これはどのような事象にも対応できる、いわば「自家保険」である。
まずは300万円程度の資金を
いざというときのための医療費として準備しておきたい。
若くて貯金がない人は、
お金が準備できるまでのつなぎの手段として
保険を位置づけることができる。
以上をきちんと備えることができて初めて、
民間保険の出番がやってくる。
●がん保険で給付される金額は、
通常は年間100万円程度。
数百万円の貯蓄がある人であるば、
経済的に必要ないとも考えられる。
通常の医療保険に加入していれば、
給付は重複することが多い。
●がん保険に入ったほうがいいかを相談された著者
「お父さん、いざというときに医療費に充当できるお金、数百万円はあるよね。
だったらこのタイミングで新規の医療保険に入る必要はない。
代わりに、年金のうち2、3万円を別講座に積み立てて、
『自家保険』とした方がいいよ」
●もっとも重い要介護5の75歳以上人口に占める割合で見ると4%程度だ。
●要介護状態になった場合の費用は、(某パンフレットによれば)
家族に負担がかかる在宅介護の場合、
要介護2であれば、年間約60万円、
要介護5であれば年間約100万円とのことだ。
介護施設に入る場合には、年間約100~160万円かかるという。
特定施設(有料老人ホーム)であれば、施設にもよるが、
入居一時金に加えて年間数百万円の費用がかかりうる。
●要介護状態はどの程度長く続くのか。
54%の人が4年未満で終わる(つまり、亡くなる)のに対して、
31%の人が4年から10年未満となっている。
10年以上、要介護状態が続いている人は13%である。
介護期間の平均は55か月、約4年半となっている。
●金融庁 保険商品 購入者手引
「保険契約にあたっての手引」
https://www.fsa.go.jp/ordinary/hokenkeiyaku/
(リンク先)生命保険文化センターのHP
生命保険の契約をお考えの皆さまへ
「生命保険の契約にあたっての手引」
http://www.jili.or.jp/pre_tebiki/index.html
(リンク先)日本損害保険協会
暮らしのリスクに備える ほっと安心ガイド
http://www.sonpo.or.jp/news/publish/safety/anshin-guide.html
これまで | これから |
入院日数に連動した給付金 | 実際に負担しなければならない 医療費に連動 |
定額の手術給付金 | |
通院は保証の対象外、 あるいは通院日数に連動した保証 |
通院も医療費に連動した保証 但し少額請求は対象外。また全額保証ではなく、一定の自己負担も求める |
目的は差額ベッド代を払うため | 医療費を払うため (差額ベッド代はあくまでオプション) |
超長期にわたって保障を固定 | 医療技術・制度の変化に応じて柔軟に進化していく短期保障(定期型) |
老後の医療も民間保険で保障 | 老後は誰もが病気になるのはわかっているから、メインは貯蓄で対応(終身保険はサブ) |
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