2018/09/10

180910 松下幸之助 / 『道をひらく』 読書グラフィ 今日読んだ本

読書グラフィ 今日読んだ本

★松下幸之助 / 『道をひらく』


●素直に生きる

 逆境であれ、順境であれ、

 その与えられた境涯に素直に生きることである。

 謙虚の心を忘れぬことである。


 素直さを失ったとき、

 逆境は卑屈を生み、

 順境は自惚れ(うぬぼれ)を生む。


 ただその境涯に素直に生きるがよい。


 素直さは人を強く正しく聡明(そうめい)にする。



●日々是新(ひびこれあらた)

 年があらたまれば心もあらたまる。

 心があらたまればおめでたい。

 正月だけがめでたいのではない。

 心があらたまったとき、

 それはいつでもおめでたい。


 きのうはきのう、きょうはきょう。

 きのうの苦労をきょうまで持ち越すことはない。

「一日の苦労は一日にて足れり」というように、

 きょうはまたきょうの運命がひらける。


 毎日が新しく、毎日が門出である。



●辛抱する心

 どんなに求めても、

 美ならざるもの、正ならざるものは、

 やはりなくなりはしない。


 だからこそ、おたがいに辛抱ということが大事なのである。

 寛容の精神が大事なのである。

 いい人もいるけれども、

 よくないと思う人もなかなかなくならない。


 それが世の中というものであるならば、

 辛抱と寛容の心がなかったら、

 いたずらに心が暗くなるばかりで、

 この世の住みにくさを嘆くだけであろう。


 いい人ばかりではない。いろんな人がいる。

 だからおたがいに、いますこし辛抱と寛容の心を養いたいものである。









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