2018/08/07

180807 山田真哉 『新装版世界一やさしい会計の本です』 読書グラフィ 今日読んだ本

読書グラフィ 今日読んだ本

★山田真哉(著)、久織ちまき、和泉つばす (イラスト) / 『新装版世界一やさしい会計の本です』


※イラスト担当にびっくり!
本書内には書いていなかったような・・・


●資産 →木、資金源 →水、費用 →火、収益 →金、金属

「水」は「木」を育てるための水源、

「木」は家を立てたり、燃やして食事をしたりするために必要な財産、

「火」は木を燃やしてエネルギーを生み出すもととなるもの、

「金」は火のエネルギーによって生み出された鉄などの金属

というイメージ


●資金源 「負債」と「純資産」



●総資本利益率(ROA=rate of return on asset)

利益 ÷ 資産 = 総資本利益率

会社の収益性(儲ける力)がわかる。


●決算書の3大指標

(1)安全性(つぶれない力)

「自己資本比率」= 純資産 / 資金源


(2)収益性(儲ける力)

「総資本利益率」= 利益 / 資産


(3)成長性(伸びる力)

「売上高増加率(増収率)」=

(今年の売上高 - 去年の売上高) / 去年の売上高


●「利益」とは、会社の活動の結果を最も端的に表す数値。



●4段階のリストラ

(1)財務リストラ ←→ 資金源

(2)資産リストラ ←→ 資産

(3)費用削減   ←→ 費用

  「費用」を減らすと、同時に「資産、財産」が増加する。

   人を減らすと人件費(費用)が減って、
   同時に資産が増えるのでリストラが行われるのだろう。

(4)売上拡大   ←→ 収益


●賃借対照表では、資産と資金源の数値が同額になる。


●損益計算書

Ⅰ 売上高 ① ・・・ 収益

Ⅱ 売上原価 ② ・・・ 費用

  売上総利益 ③=①-②

Ⅲ 販売費及び一般管理費 ④ ・・・ 費用

  営業利益 ⑤=③-④

Ⅳ 営業外収益 ⑥ ・・・ 収益

Ⅴ 営業外費用 ⑦ ・・・ 費用

  経常利益 ⑧ =⑤+⑥-⑦

Ⅵ 特別利益 ⑨ ・・・ 収益

Ⅶ 特別損失 ⑩ ・・・ 費用

  法人税等 ⑪ ・・・ 費用

  法人税等調整額 ⑫ ・・・ 費用

  少数株主持分損益 ⑬ ・・・ 費用

  当期純利益 ⑭ =⑧+⑨-⑩-⑪±⑫-⑬





・仕入れた商品がどれだけ利益を生んだのか? ・・・ 売上総利益

・販促活動した結果、どれだけ利益が残ったのか? ・・・ 営業利益

・自分の経営努力の結果、どれだけ利益が出たのか? ・・・ 経常利益

・最終的にこの会社の利益はどれだけあるのか? ・・・ 当期純利益


●1つの会社でも、目的に合わせて「企業会計」と
「税務会計」の2つの会計をつくらないといけない。


●資産 ・・・ 会社の持つ財産や権利。

 負債 ・・・ 会社の資金源であり、支払い義務があるもの。


●継続企業の前提(ゴーイング・コンサーン)

「会社は今後も継続的に活動する」という会計の大前提。

 2003年より、「この会社が”継続企業”といえるかどうか。

 つまり、この会社が今後つぶれる可能性がないかどうか」

 について決算書に公表されることになった。


●決算書の分析指標 ベスト10


▼安全性(つぶれない力)

(1)自己資本比率 = 純資産 / 資産(資金源)

(2)流動比率 = 流動資産 / 流動負債

(3)売上債権回転期間 = 売上債権(受取手形+売掛金) / 月間売上高

(4)棚卸資産回転期間 = 棚卸資産 / 月間売上高

(5)固定比率 = 固定資産 / 純資産


▼収益性(儲ける力)

(6)総資本利益率(ROA) = 利益 / 資産

(7)売上高利益率 = 利益 / 売上高

(8)総資本回転率 = 売上高 / 資産


▼成長性(伸びる力)

(9)売上高増加率(=増収率) =

  (今年の売上高 - 去年の売上高) / 去年の売上高

(10)利益増加率(=増益率)

  (今年の利益 - 去年の利益) / 去年の利益



●齋藤孝教授

「『教える』という作業は、

  達人の感覚を『型』として提示し、

  それを反復練習させて相手に乗り移らせる行為」








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