2018/08/06

180806 谷口雅春 / 『幸福を招く365章』 読書グラフィ 今日読んだ本

読書グラフィ 今日読んだ本

★谷口雅春 / 『幸福を招く365章』


□『甘露の法雨』


□谷口雅春選集『人間性の解剖』


□『精神分析の話』


●栄える運命を得る(うる)には

 人生問題を解決する鍵は
「自分」の幸福と云うものに執着(しゅうじゃく)していた心を解放して、
「全体」の幸福と云うことに心を向けかえる処にあるのである。

 利己から利他へ振向いたとき、吾々は狭い世界から、広々とした世界へ歩み出る。

 人類全体に、(少なくとも隣人に)奉仕するのが本当の生活であるとわかったとき、
 個人的利益に執着していた自分が馬鹿らしくなり、辱かしく(はずかしく)なる。

 そして、人のため人のためと、他のためにつくしていると、
 不思議に自分自身が却って(かえって)生かされている事実を発見して驚くのである。

 わが事のためでなくて尽くしている人は却って栄えるのである。


●彼をよくしてやるのは説教ではなく、愛である。

 愛とは彼の弱点をあわれんで舐めるように可愛がることではない。

 どんなに不完全に見えようとも、その奥にある「善」なるものを見出して、

 それを尊び拝んでやることである。


●自分の周囲にあらわれる状態は、

 すべて自分の想念(こころ)の影なのであるから、

 周囲の状態をよくしようと思うならば

 自分自身の想念をよくするほかに道はないのである。


●西洋の諺

「薬剤は一つの病気を排斥するために、もう一つの病気を拵える(こしらえる)」

 無闇に医薬に頼ってはなりません。

 薬剤は効果ある薬剤であればある程副作用も強いのです。


●あなたが仮令(たとい)、如何に病気に悩まされているかの如く見えようとも、

 如何に貧苦のどん底にあるが如く見えようとも、

 それはただ円月にかかっている雲の形のようなものである。


 雲の形が如何に暗澹(あんたん)として見えようとも、

 円月それ自身は未だ曇ったことがないのである。

 その如く、如何にあなたの外見が暗澹として見えようとも、

 あなたの実の相(すがた)は円満完全であって病気でも貧乏でもないのである。








>>>楽天ブックスでチェック。(楽天市場・楽天ポイントシステム・送料無料)



>>>Yahooショッピングでチェック(Tポイントシステム)



0 件のコメント: